オリンピック賛歌(讃歌)

 昨日の朝。

 上の子が,なかなか起きてこない下の子を起こすため,突然ステレオの電源を入れ,私のMD(懐かしいですね~MD。今でも辛うじて売ってますが。)を入れて音楽を流し始めました。

 流し始めたのは,私が以前エアチェックした「吹奏楽のひびき」。NHK-FM,2010年11月28日の録音です。

 余談ですが,エアチェックというのは,主にラジオ番組を録音して楽しむことを言いまして,昔はFM番組表専門誌が売っていて,いつどんな音楽が放送されるかを下調べして,タイマー録音したものです。

 お年玉をためて,FM放送専用アンテナを買ったり,チューナーを買ったり,コンパクト・カセットのレコーダーを買ったりしたなぁ。


 話を戻しますが,上の子がMDの音楽を再生し始めたわけですが,私にとっては,マズい音楽が,お隣さんから壁を叩かれてしまうんじゃないかというヴォリュームで壮大に流れ始めました。

 私にとってマズい音楽。悪い音楽というわけではなくて,良すぎて感情が高ぶってしまうのです。

 もう,感動のあまり目がウルウルしてしまう。

 その曲とは…オリンピック賛歌(讃歌)

 レコードジャケットでは「讃歌」ですが,Wikipediaでは「賛歌」になってるので,とりあえず併記しておりますが,あとは賛歌とします。

 オリンピック賛歌は,夏,冬のオリンピックの開会式または閉会式で歌われる歌で,聞いたことのある方もいらっしゃるかもしれません。

 googleでキーワードを「オリンピック賛歌」として検索すると,出てきます。

 初めて,この曲に震えたのは,1994年のリレハンメルオリンピックの開会式。

 それまで,開会式は冗長で,つまらない,というイメージがあって,ロス五輪以降は見たことはなかったのです(ロス五輪の開会式は夢があってよかったなぁ)。
 バルセロナでも,アルフレード・クラウスとプラシド・ドミンゴが歌ったらしいとは聞いていましたが,当時はあまり興味がありませんでした。その歌った歌が,まさにオリンピック賛歌だったということも当然しりません。

 なので,このリレハンメルの開会式も,夜中に起きていて,テレビをつけていたら,たまたま録画中継番組が流れていただけで,積極的に見ていたわけではないのです。確か,私はその時本を読んでいたような…。

 ところが…五輪旗が運ばれるシーンが出てきたときに,私の琴線に触れるメロディが流れてくるではありませんか。その時初めてテレビを見ます。

 「ん?何だ,この曲は??,オリンピック・オリジナル曲か?」

 そして,メロディがクライマックスに達し,一瞬の静寂の後,可愛い民族衣装をきた女性が,アカペラで独唱を始めるのです(シセルさん,という方だそうです)。

 その声は,大変上手,というのではないのですが,朴訥とした素直な,そしてクリアな声で,雰囲気にぴったりの声なのです。

 「!!!」

 その後に続く児童合唱とオーケストラ…もう,ダメです。こういう展開の曲,弱いんです。

 「サウンド・オブ・ミュージック」見て泣いたクチですので。

 おそらく,番組中,オリンピック賛歌と言ったのでしょうが,そのタイトルを聞かなかった故に,曲のタイトルが何なのか,長野オリンピックまで悩むことになります。


 何がいいのか。

 曲良し,歌詞よし。

 特に,日本語訳詞は,文語調でかっこ良いのです。

 そして,この曲が,第1回オリンピック大会以降,譜面が紛失し,戦後発見されたものの,ピアノ譜だったものを,古関裕而とN響という日本人の手によって復活した話もよし(Wikipedia「オリンピック賛歌」から)…何をとってもよいのです。


 昨日の夜。

 子供と嫁を寝かせたあと,ウイスキーのお湯割りを飲みながら,いろいろ見てみました。

 ネットが発達した今,動画サイトで,過去のオリンピック賛歌を見ることができます。本当にありがたいことです。


 リレハンメルの開会式。シセルの声と児童合唱…素敵です。

 知らなかったクラウスドミンゴのオリンピック賛歌。スペインですが,イタリア・オペラを見ているみたいです。テンポも速い!

 最近のアテネオリンピックの合唱もグッときますね。


 でも,長野の日本語歌詞による児童合唱が一番です…。天皇陛下,お若い…。


 まず,前奏でもう眼の下まで汗かいてます。

 「緑の枝の栄冠を 目指してここに戦う者に 鉄の力と新たなる精神を与えよ」 

 目が汗でいっぱいになってきます。

 「世界の国民(くにたみ) 四方(よも)の国より 聖なる園に 集い来(きた)るは 古き昔の」

 片方の目の堤防が決壊します。

 「永遠(とわ)なる精神の 御前(みまえ)にひれ伏すためぞ」

 日本語訳詞だと,こみ上げ方が違う。酔っ払いながら,泣きました。



 あぁ,オリンピック賛歌三昧。

プロフィール

kiroku2011

零細企業勤務中
企画部門在籍中
多数在被扶養者
齢四十而尚惑中

2011年社労士試験合格・登録
2014年特定社労士試験合格
  ・特定社労士付記
2017年申請により抹消

FP2級技能士
AFP
第一種衛生管理者

最新情報