社会保険労務士試験を振り返って11 ~総括と,これから受験される人のために~ 天は自ら助くる者を助く
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    社会保険労務士試験を振り返って11 ~総括と,これから受験される人のために~

     第0回 社会保険労務士試験を振り返って0 ~受験のきっかけ~ 
     第1回 社会保険労務士試験を振り返って1 ~1年目は独学で~
     第2回 社会保険労務士試験を振り返って2 ~2年目からiDE社労士塾通信に。しかし…~
     第3回 社会保険労務士試験を振り返って3 ~3年目・4年目~
     第4回 社会保険労務士試験を振り返って4 ~5年目その1~
     第5回 社会保険労務士試験を振り返って5 ~5年目その2 年間計画~
     第6回 社会保険労務士試験を振り返って6 ~5年目その3 勉強時間の確保・テキスト再利用~
     第7回 社会保険労務士試験を振り返って7 ~5年目その4 テキスト読み~
     第8回 社会保険労務士試験を振り返って8 ~5年目その5 模試について1~
     第9回 社会保険労務士試験を振り返って9 ~5年目その5 模試について2~
     第10回 社会保険労務士試験を振り返って10 ~5年目その6 本試験について~
    ----------

     これまで,ダラダラと書き綴って参りましたが,とりあえず,総括します。
     総括と言っても,かっこいいことは言えませんが,「失敗した」こととその改善についてまとめて,終わりにしたいと思います。

     1年目(社会保険労務士試験を振り返って1 ~1年目は独学で~)では,恐怖の社労士試験へ,全く無計画で参入して,自滅した記録です。


     ■ 独学で合格を目指す方への「私の失敗」

      (1) インプットに1冊本だけしか使わなかった
        →労基や社会保険科目については,別途詳細なテキスト(T社の新標準テキスト)を購入することをお勧めします。
        →1冊本の内容は,過去問ベースですので,記載されている事項は全て覚えるくらいの覚悟が必要です。それで,やっと「スタートライン」に立てるレベルです。

      (2) スケジュール管理が甘かった
        →今になって思うと,独学では最も重要だと思います。資格学校のスケジュール表を参考に。

      (3) 情報が全くなかった
        →最低限,受験雑誌購読は必要かもしれません。
        →特に今年の労災の外貌問題は,某月刊誌を読んでいると解けたという話も聞きますので,侮れません。


     2年目~4年目までは,自分の勉強時間で可能な教材の量を超えていたことに気づかずに,どの教材も中途半端に終わっていた期間です。


     ■ 資格学校で合格を目指す方への「私の失敗」

     (1) 短期ゼミ集中ゼミ(オプション講座)を受講しすぎた
       →不安な気持ちから,あれもこれも,と受講してしまうのですが,少なくともiDE社労士塾の場合は,本科ゼミのみで十分合格は可能です。法改正についても,テキストの追補・訂正も順次IDEAジャーナルで知らされます。まとめて法改正を確認するという点では法改正ゼミは有効ですが,それも持ち時間とよく相談することが必要だと思います。


     (2) 2年目以降も,初年度同様の作業を行って,勉強可能時間を無駄にしていた
       →これもiDE社労士塾に限ったことですが,iDE社労士塾では,過去問で問われた箇所をテキストにマーキングしていく,という「突き合わせ」作業とよばれる作業を推奨しています。これは,初学者には絶大な効果をもたらします。しかし,第6回 社会保険労務士試験を振り返って6 ~5年目その3 勉強時間の確保・テキスト再利用~ でもお話ししましたが,えらい時間がかかるのです。私の場合,これを「修行」と思い4年間続けてまいりましたが,既に初学で過去問を何回も回しているわけですから,概ねの論点は把握しているわけで,2年目も必要か,と問われれば,どうしても間違える箇所やあいまいな個所についてのみ行えば,よいのではないかな,と思います。
       →また,前年度テキストの再利用についても,法改正個所が少ない箇所については,再利用は「アリ」だと思います。5年目のとき,私はこれで,時間の面でも知識の面でも救われました。


     (3) テキスト読みをしなかった
       →これは,5年目にしましたが,これまた絶大な効果を発揮しました。特に一般常識で効果を感じています。読んでいなければ選択・労一はおそらく3点取れませんでした。
       →読んでおくと,過去問では問われたことのない論点から出題されても対応できます。また,全くお手上げの問題に対応するときでも「屁理屈」を考えるときのきっかけとなります。
       →2年目以降の方は,12月までには一通り一般常識と社会保険科目のテキストを読んでおくと,後が楽です。特に一般常識は…。
       →読み方は,第7回 社会保険労務士試験を振り返って7 ~5年目その4 テキスト読み~ をご覧ください。


     (4) 模試を1社しか受けていなかった
       →模試は複数社受けるべきだと思います。各社で重要と思っている箇所が異なっているのです。特に大手2社(T社,L社)の傾向は要注意です。
       →模試は,その会社の答案訓練講座で解いた問題の焼き増しのような問題が出てくるケースが多いです。答練講座を取っている人は,概ね成績がよいのではないでしょうか。言い回しや引っかけ,問題の難度も感覚として判るわけです。しかし,他社模試を受けると,同じ論点なのに言い回しが異なっていたり,引っかけ個所が違ったりするだけで,全く別の問題に見えるのです。かなり面喰います。こうした,異なった言い回し・切り口についての訓練のためにも,「他流試合」は行うべきだと思います。
       →また,よく先生がおっしゃっていたのは「大手学校の模試で出た問題が,そのまま試験に出たとき」についてでした。特に選択式でズバリ的中されると,その問題の難度が高くても,大手の模試を受けている方は知っているわけですから,救済されない,救済の点数が上がる,ということです。


     (5) 模試を受ける時ものんびりしていた
       →2年目以降は,模試の成績を意識すべきでした。後から何とかなる,という意識で受けてましたが,それではモチベーションもダラ下がりです。

     5月以降の模試は本試験だと思い,全て合格してやる!

     ぐらいの意識は必要だと,5年目は感じました。
     それには,5月中旬までには,統計関係を除いてほぼマスターしておく必要があります。
     初年度の人はキツいかもしれませんが,2年目以降の方は可能です。


     最後にメンタル面について,どんな推移をたどったかについて記して「社労士受験振り返り」はおしまいにします。

     ■ 「脅迫」と「達成感」の相乗効果


     1年目~4年目までは「前向きにいこう!」とか「今年で最後にしよう!ガンバ!」といったようなキャッチフレーズが合うような,そんな気持ちでしたが…

     5年目は「もう,落ちたくない!」でした。そう…「合格しよう」ではなく「落ちたくない」だったのです。後ろ向きですw

     そして,モチベーションの維持も「自分への脅迫」でした。

     「寝たら落ちるぞ」「起きないと落ちるぞ」「遊んだら落ちるぞ」「飲んだら落ちるぞ」…思いつく何もかもが落ちる要因でした。

     しかし,その中に「風邪ひいたら落ちるぞ」もあり(実際前年は風邪ひいて落ちているので),11月までは風邪をひきませんでした。精神力ってすごい!

     ただ,そんなことを思っている暇がない時期がありました。
     東日本太平洋沖地震です。
     私の住む町は被災地ではありますが,幸い津波などの影響はありませんでした。1週間停電,2ヶ月半のガス停止はありましたが,翌日から出勤し,以後4月末まで復興支援にあたり,全く勉強をする暇はありませんでした。

     逆に,この期間勉強ができなかったのが良かったのかもしれません。
     5月になって,復興作業が一段落すると,勉強に対する強い意欲が湧いたのです。
     2ヶ月半のブランクで,「もう,落ちたくない!」メーターの針が一気にピークに触れたうえ,5~7月の模試月間の結果が着々と良くなっていたことが,今度は「いけるぞ」という気持ちを放物線を描くように増加し,8月の本試験時には「落ちたくない!」+「いけるぞ」メーターはピークオーバー状態でした。

     「強い後ろ向き思考」は「達成感」の積み重ねで,「強い推進力」に変わるということを初めて体験しました。


     ■ 癒しの言葉に癒されてはならない

     最近「君は一生懸命頑張ったじゃないか…」とか,第三者が「自分を認める」ような癒しの言葉が巷に氾濫しておりますが,私の場合,見事にその言葉に癒されておりましたw

     おっかしいなぁ,頑張ってるのになー

     試験は,結果が出てナンボです。癒されてはなりません。
     今回,私はiDE社労士塾から送られてきた合格手形の言葉とTACから送られてきたハガキの中の言葉を机のマットの下に置き,取り組みました。

     iDE合格手形(2010年)から

    ○天は自ら助くる者を助く(サミュエルズ「自助論」)



     TACハガキ(2011年,2010年)から(同社斎藤社長の言葉)

    ○試験に合格しない限り,タダの人で終わる。同じ自分なのに試験に合格すると,世の中の人はすぐに掌を返す。

    ○不合格になったのは,全てが自分のせいである。~中略~ リスクは自分がとる。

    ○心に甘えがある時に,落ち込む。心に隙があり集中しないときに風邪を引く。私は自分に,落ち込むことと風邪を禁止した。

    ○受験では,たった一人で孤独な寂しさに耐えて走らなければならない。だが受験できるのは幸せなことだ。



     「受験できるのは幸せなこと」…今回は,心からそう思いました。


     ここまで,全11回,社労士受験について振り返ってきました。

     ほとんど私の体験談で,アドバイスはほとんど入っていませんが,これから受験される方,長期化されている方は,この体験記を「反面教師」としてお使いいただければ,幸いです。
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    プロフィール

    kiroku2011

    Author:kiroku2011
    零細企業勤務中
    企画部門在籍中
    多数在被扶養者
    齢四十而尚惑中

    2011年社労士試験合格・登録
    2014年特定社労士試験合格
      ・特定社労士付記
    2017年申請により抹消

    FP2級技能士
    AFP
    第一種衛生管理者

     

       

     

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